「吹きとばす 石はあさまの 野分哉」

俳句の意味:  風が激しくなると、浅間山の山腹の石が激しく吹き飛ばされる。

          浅間山の野分の何とすさまじいことか。

自作

浅間山

畦にコスモス

そばの花

旅の思い出: 9月18日に描いた浅間山を19日の帰り道によって色をぬりました。

         ここは、小諸の布引というところで、「あぐりの湯こもろ」という温泉といちご園がありました。

         かなり、残暑が厳しかったのですが、どことなく秋の風情が感じられて気持ちのよい風景でした。

         コスモス、赤蕎麦、小菊の花が咲き、伊達かぼちゃが大きく実っていました。

         時折、駐車場の舗装道路にイナゴが出てきて、暑い昼下がりの中にもどこか秋めいた風情を漂

        わせていました。そこでいくつか歌を詠みました。

           「浅間山 畦にコスモス そばの花」

           「だてこぼちゃ 浅間の土の 匂いかな」

           「コンクリに イナゴはいでる 真昼かな」

           「天高し 雲の笠着る 浅間山」

         スケッチを12時に終えて、帰路に着きました。およそ800kmの旅でした。




       

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だてかぼちゃ

浅間の土の

匂いかな

小諸 浅間山

コンクリに

イナゴはいでる

真昼かな

天高し

雲の
笠着る

浅間山

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