「寂しさや 須磨にかちたる 浜の秋」
俳句の解説: 「須磨の秋」は、源氏物語の須磨の巻以来、もののあわれを賞賛
する歌枕となっていますが、この色ケ浜の秋のあわれさは須磨の秋
に勝っていると歌っています。
旅の思い出 : 色ケ浜は小さな漁村で、道幅が狭く車がすれ違うのもかなり難しい村でした。
小雨交じりの中、車の中から描きましたが、浜の美しさはすばらしいものでした。
今の須磨から比べれば比較にならないほどきれいですが、昔はさらに美しかった
ろうと思いました。