なごり
「物書いて 扇引さく 余波哉」
俳句の解説: 金沢から連れ立って来た北枝が越前松岡まで来て分かれるときに、
扇にその名残をしたためた句です。
旅の思い出 : 天龍寺は、永平寺の近くにありますが、小さすぎてなかなか見つかりません。
寺は小さく、ここで歌会が行われたとは思えないほどひなびたところですが、
スケッチにあるように「余波の碑」という芭蕉と北枝の像があります。
小雨の中、車の中から描きました。右側に芭蕉の句碑がおかれています。