「石山の 石より白し 秋の風」
俳句の解説: 寺には凝灰岩からなる灰白色の奇妙な形をした岩山があり、その白い
岩肌よりも吹きすぎる秋風はさらに白く感じることを歌ったものです。
旅の思い出 : 午後4時に那谷寺に到着し、芭蕉の歌にある「白い石」を探し夕刻7時頃まで
描きました。
夕陽がかかりややピンクがかった奇岩に惚れ込みました。
住職が来られて、「5時に正門を閉めるけれどもゆっくり描いて裏門から出てくだ
さい。」と温かな言葉を頂き心より感謝しました。
スケッチを終わって奇岩をじっと見ていたら1句浮かびました。
「白山の 夏の夕暮れ 獅子の岩」
自作
白山の 夏の夕暮れ 獅子の岩