「雲の峰 幾つ崩れて 月の山」
俳句の解説: 芭蕉は、神の山である月山の頂上をきわめました。「月の山」は月山
の名であると共に、月光に照らされた山の全容を眼前に見ています。
登っていた時の昼間の雲の峰を呼び起こし、雲の峰がいくつ立ち、いく
つ崩れてたか、月山の雄大な山容への感嘆を無邪気な童謡の語感を使って
表現しています。
旅の思い出 : 前日と打って変わって快晴の一日でした。太陽の陽射しを頭の上からかぶり、
かんかん照りで首筋が真っ赤になりました。