しずか
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
俳句の解説: ここは、山形県立石寺で通称「山寺」と呼ばれています。「山寺の和尚さんは・・
・・・」の歌に歌われた山寺です。ここは蝉の声のほかは何も聞こえず、一山の静か
さがいよいよ際立って意識されることを歌っています。
旅の思い出 : 観光客のいない立石寺は静寂そのものですが、ひとたび団体の観光客が来ると最悪
です。思い思いに感嘆のこえを張り上げ、笑い、狂ったように大声で話し合います。
そのおぞましさに1句浮かびました。
「静けさに 初夏の嵐か 人の声」
自作
静けさに 初夏の嵐か 人の声