さみだれ ひかりどう
「五月雨の 降りのこしてや 光堂」
俳句の解説: 金色堂を囲うさや堂が風雨を凌いできました。金色堂の輝きは、
五月雨がここばかりは降り残したのかと思われるほど美しかった
と感嘆の声を発しています。
旅の思い出 : この建物の中に藤原三代(清衡、基衡、秀衡)のミイラを納めた金色堂があり、
このさや堂で覆って風雪を凌いで来ました。今はコンクリートで作られていますが、
昔は瓦葺の木造で造られ、現在もなおこの木造の建物がその横に置かれています。