ふたき
「桜より 松は二木を 三月越し」
俳句の解説： 桜の頃に江戸を出立して、三月越しでようやく有名な武隈の松にたど
り着きました。 桜の命ははかないのに松は常に青々として力強いもの
だと旅の不安と自分の命の心細さに対して勇気付けられた歌です。
旅の思い出 ： 武隈の松は「二木の松」ともいい、木の根元から二つに分かれた形をしており、昔か
らよく歌枕として詠まれてきました。そこで1句生まれました。
「目に青葉 歌いつがるる 二木松」
自作
目に青葉 歌いつがるる 二木松