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「卯の花を かざしに関の 晴着かな」
俳句の解説: 白河の関を越えることは、他国に足を踏み入れるようなものなので、
身を清めて越えるべきところ、特に身を飾るようなものは持ち合わせ
ていませんでした。 そこで近くに咲いていた卯の花をかんざしにし
て身を清めて関を越えました。
旅の思い出 : 昔は、入口の両側に卯の花が咲いていたようですが、今はスケッチにみるように
拡張工事で広くなり、卯の花がなくなってしまいました。
そこで、山に入って道なりに右のほうへ回ってみると、卯の花がありました。
スケッチではその花を右に描き添えて、現在の白河の関入口正面を描きました。