きつつき  いお
「啄木も 庵はやぶらず 夏木立」

 俳句の解説: 芭蕉は、深川で座禅を教わった仏頂和尚が没した雲巌寺の山居の跡を訪ねました。

        夏木立が鬱そうとして啄木鳥がしきりに鳴いていました。

        その啄木鳥も和尚の草庵を傷付けることはなかったそうです。

  旅の思い出 :  雲巌寺は啄木鳥で有名なお寺です。 私が訪ねたときは暑い日で、啄木鳥がしきりと

           木を打つ音が、林立する夏木立に森閑として響きわたっておりました。

            それを耳にして、1句浮かびました。


             「啄木鳥や 天までとどけ 槌の音」



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黒羽 雲巌寺

自作

啄木鳥や 天までとどけ 槌の音

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