「春立て 未だ九日の 野山哉」
俳句の意味: 立春(1月4日)が過ぎて、九日目の野山はどことなく春の兆しが見えようか
旅の思い出: 三日目もよく晴れて伊賀上野を囲む山々が遠くにくっきりと見えていました。
川のほとりの草木はどことなく春の兆しを感じさせます。
伊賀の山々と木津川を描きながら1句生まれました。
「三日には 若菜のきざし 野辺の山」
午後1時までに絵を仕上げ、近くの大山田村に「さるびのの湯」と呼ばれる温泉がある
と聞いて、出かけました。近くに新大仏寺があり、春3月になったならそこを出発点にして
伊勢路をぬけて伊勢へ行く予定でおり、事前に新大仏寺をチェックして、「さるびのの湯」
に浸かりました。その後、夕方には「芭蕉の湯」に来てまた温泉に入り夕食をとりました。
今年の正月は三が日湯につかり、のんびりしました。まさに次の句の通りです。
「三が日 さるびの芭蕉の 湯ざんまい」
自作の句
三日には
若菜のきざし
野辺の山