「いざ行む 雪見にころぶ 所まで」

俳句の意味:  さあそれでは雪見に参りましょう。ころんで動けなくなるところまで。

旅の思い出:  平成17年2月2日雪の日に、白鳥庭園にある滝をスケッチしました。

         芭蕉が歌う「雪見にころぶ所」になりそうなので描いてみました。

          描いている間、日は出ていたものの、風が冷たくブルブル震えながら描きました。

          滝つぼに落ちる水の冷たさを思い、柿本人麿がおのれの命のはかなさを歌った「巻向

         の山辺とよみて行く水の水泡(みなわ)のごとし世の人われは」を思い出しながら1句生

         まれました。

               「滝つぼに 落つる水泡の 寒さかな」



              

 

自作の句

滝つぼに
 落つる水泡の
 寒さかな

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