俳句の意味: 深川の芭蕉庵では、終始仰いでいた富士の峰が、富士の近くに来たら
霧時雨のせいもあって一日中富士を見ることもなかったが、それもかえって
面白いものだと感慨を述べています。
旅の思い出: 旧箱根の街道の入口に、24里塚があります。ここまで江戸から96キロメートル
あることを示しています。そこから旧街道の杉並木を歩きました。
幹のように太い枝が物の見事に伸びる杉並木を見て1句浮かびました。
「空高く 大蛇のごとし 杉並木」
「霧しぐれ 富士をみぬ日ぞ 面白き 」
自作
空高く
大蛇のごとし
杉並木