俳句の意味:  薩摩男児の勇猛さを象徴する桜島を見ようとここまでやってきたが、春の雨にぬれて

          心なしかさびしげである。やや期待はずれではあったが、男泣きの風情があって、これ

          もまた心に残る姿である。但し、絵を描きにきた自分にとっては正に涙雨であった。

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 旅の思い出:  3月18日(日)霧島の高千穂峰を降りてから、鹿児島市の城山に向いました。
            
           夕方6時半に着いたので日はとっぷり暮れて櫻島の影は見えませんでした。

           そこで、城山の麓にある鹿児島温泉(340円)に入って疲れをとった後、城山の頂上

          にある駐車場で夕食をとって夜10時に床につきました。

           翌19日(月)朝5時半に起床して、6時からスケッチを開始しました。10時ごろから涙雨

          が降り出し、時折激しくなって、泣きたくなるような気分でした。

               「健男の 雨に春泣く 桜島」

          傘をさして雨と格闘しながら色を塗り、午後2時に終わりました。

           城山の展望台にあるお土産屋さんでお茶をご馳走になって、一旦車に戻りましたところ、

          携帯電話が見つからず、雨の中で落としたと思い再び展望台へ行き、その周辺を捜しま

          したが、見つからずお土産屋のお姉さんに散々お世話になりました。

           約1時間捜し続けたところ、車の椅子の陰に落ちていたことがわかり、お世話になった

          お土産屋さんにお詫びのしるしとして、家族へのお土産にするためのキーホルダーを4つ

          買って次の目的地「開聞岳」へ向いました。












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   ますらお
  「健男の 雨に春泣く 桜島」
       俊愚

            

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