俳句の意味: 白壁土蔵造りの屋敷が立ち並ぶという不知火町「松合」へやってきました。
春が漸く移ろい始めて、どことなく厳しい寒さは消えていました。
桐の木のそばに町を守るかのようにお地蔵さんが顔を出していました。
その雰囲気がなんとものどかで春の移ろいを強く感じさせました。
旅の思い出: 2月9日(金)朝6時に起床して、フェリーで熊本へ渡り不知火へ向いました。
8時半のフェリーに乗りましたが、4割引の1610円でした。
正午に不知火に到着し、まず役場に行って、不知火の海が見えるところをお聞きした
ところ、「天の平農村公園」がよいと聞いてそこを探しに行きましたが、国道266号線から
奥へ入るところがうまく見つからずうろうろしました。途中に道の駅「不知火」がありまし
たので、再度聞いてみたところ、道の駅の横道を登っていくと不知火カントリークラブへ
行く道があり、そこからの景色も素晴らしいと聞いて登ってみました。正に絶景でした。
その後天の平農村公園を見つけましたが、この不知火カントリークラブへの道の途中で
描くことに決めて、一旦道の駅「不知火」へ戻りました。
実は、役場で土蔵白壁の町「松合」に絵を描きに来る人が多いと聞いて、気になり松合
を見ておきたいと思っていました。そこへ行って町中を車で回ってみたところ気に入った
場所jを見つけ描きたくなりました。 それが上の絵ですが、正面の木(桐の木)とお地蔵さ
んと土蔵白壁のバランスが絶妙で有無を言わせず立ち止まりました。
13時頃からスケッチを開始しましたが、5時ごろに小雨模様となり一旦打ち切って道の駅
「不知火」へ戻りました。
道の駅「不知火」は温泉で、6時から夕食をとり温泉に入って、その駐車場で一夜を過ご
しました。
「白壁に 春のうつろい 桐地蔵」 俊愚