俳句の意味:  島原城には梅園があって、白梅がものの見事に開花していました。

           甘い香りがして、そこには目白が群れを成して飛んで来て、梅の花の蜜をしきりについば

          んでは、飛んでいきました。

           その光景は早春を満喫する小鳥達が楽しげに遊んでいるようにも見えました。


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 旅の思い出:  2月8日(木)朝6時に起床して、フェリーで熊本へ渡り不知火へ向かう予定でした。

           7時5分発のフェリーがありましたが、8時半発のフェリーは40%引きと聞いて待つこと

          にして、その間に島原城を見学したいと考えそこへいったところ、城の庭園に梅園があり、

          その香りが素晴らしくかつ白梅がお城の白壁とよくマッチしていました。

           目白が群れになって飛んで来ては蜜を吸って楽しげに飛び回っていました。

           急に描きたくなって5時ごろまで描きました。

           ところが、3時ごろから雨が降り始め、4時ごろには豪雨になってきて傘をさしても描ける

          状態ではなくなり、近くにある茶店に入って描けなかったところを別の角度から確かめな

          がら仕上げました。

           残念ながら暗くなり色が塗れる状態ではなかったので絵にあるように色を塗るのは断

          念しました。もっとも白梅とお城の白壁を生かそうと色を塗るのを止めにしました。

           その後、フェリー乗場の近くに島原温泉があると聞いて、島原観光ホテル小涌園で外

          湯に入りました。840円で地元の人も入りに来ておりました。露天風呂には大きなポンカ

          ンがたくさん浮いていて、柑橘類のさわやかな香りが漂っておりました。

           若い地元の方が露天風呂に入ってこられたので、しばらく旅と絵の話をしました。

           絵を見たいといわれたので、着替え場でお見せして別れしたところ、後でロビーで再び

          お会いし、若奥様と一緒に絵を見たいと近寄ってこられ、今まで描いた絵をお見せしまし

          た。 9時まで小涌園で休憩し、再び島原フェリー乗場へ行き、10時に寝ました。

           夜中に巡回中のお巡りさんが別々に2回来られて尋問されましたが、絵をお見せして今

          回の旅の目的をお話したところ、了解してくれました。











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「梅白し 目白飛び来て 蜜を吸い」        俊愚

「梅の香や 蜜を楽しむ 小鳥かな」        俊愚
           

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