「膝折るや かしこまり鳴く 鹿の声」
俳句の意味: 神社の森に、鹿の鳴き声が響いている。神の前では鹿も膝を折ってうやうやしく
鳴くのであろうか。
旅の思い出: 神社の奥左側に鹿苑がある。その前には巨木が立ち並び、神社の歴史を感じさせます。
鹿島神宮は、紀元前660年の創建と伝えられており、古事記にも名が出ています。
鹿は鹿島神宮の神の使いとされており、奈良の春日大社の鹿もここから送られています。
遠くの方から鹿の絵を描いていると、か細い鹿の鳴き声が聞こえてきました。
そこで1句生まれました。
「鹿の子や 母を求めて なく月夜」
自作
鹿の子や
母を求めて
なく月夜