「ぬぐわばや 石のおましの 苔の露」

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俳句の意味:  神社の奥に鹿島の神が降りたという御座(おま)しの要石を拝観しました。

          その石の苔に下り降った露ならば、手で拭いてみたいものだ。

旅の思い出:  神社の奥の十字路を右へ数百メートル行くと要石を安置した社があります。

          その石は、掘っても掘っても底が知れない石だそうです。

          芭蕉達もそこでしずかに手を合わせたのでしょう。

          絵を描くためにじっとして座っていると神がそこにいるような静けさを感じます。

          そこで次の句が生まれました。


            かなめいし
            「要石 神代の月の おわしたる」 



   

自作

要石
 神代の月の
 おわしたる

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