「月さびし 堂の軒端の 雨しずく」

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俳句の意味:  月を眺めていると、堂の軒端から雨しずくが落ちている。その響きを聞いていると

         月の光が寂しく感じられるよ。

旅の思い出:  大儀寺の観月堂の軒端を借りてスケッチしていると、和尚さんとその奥様が見に来られて

         堂の中に案内していただきました。 今までに描いたスケッチをお見せしたところ、かなりの

         興味を示めされ、暫く芭蕉の話しで盛り上がりました。この寺ではよく句会が開かれているよ

         うで、境内には有名無名の句が刻まれた石碑が数多く並んでいます。

          9月11日の十五夜は残念ながら月を見ることは出来ませんでしたが、一句生まれました。


            「十五夜に 月欠く寺の わびしさよ」



       

自作

十五夜に
 月欠く寺の
 わびしさよ

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