山口県小郡 其中庵

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俳句の解説 :   昭和11年7月22日の作で、北陸・東北の旅を終えて元の古巣へ戻ったが、相も変わらず

         草が多く茂るままであると感慨にふけっている。 

              
「ふたたびここに草もしげるまま       山頭火」

其中いちにん草茂る




俊愚

 旅の思い出 :    2024年6月11日、道頓堀を描いた後、尼崎の「みのりの湯」に入り、近くのコンビニで夕食をとって

           眠りました。


             翌朝5時に起きて、5時半に出発、夕方4時に周南市の「東禅寺やすらぎの里」に到着し、入浴して

           夕食を食べて、その駐車場に店主の許可を受けて車中泊しました。


             真夜中にトイレに行ったとき空を見上げたら満天の星空
で、二十分に三つの流れ星を観ました。

            その翌朝4時に起きて東禅寺やすらぎの里を4時半に出て、其中庵に6時に着きました。

            その日は夕方6時まで2枚半スケッチして、湯田温泉「おんせんの森」に行きました。

            翌朝、残りの一枚を仕上げて午後1時に帰路につき、1075キロを一日半走り続け、翌日夜9時半に無事帰宅しました。

            「其中一人(ごちゅういちにん)」の掛け軸がかかった其中庵に戻り、草の茂る様子を見て、一句浮か

           びました。        「其中いちにん草茂る」



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自作