自作

 旅の思い出 :    山頭火が訪ねた4月4日はよく晴れたようで、春は富士山頂は雪が残り白く美しい、そこに春の

            のどかな雲がかかっている。
 まさにゆったりとのんびりした光景が目に浮かびます。

             当日は、鎌倉同人の「鳴雨」君と「蜻郎」君と三人連れで散歩、光明寺大聖閣、鶴岡八幡宮、

            建長寺、円覚寺、
長谷の大仏等々、どこで富士山が見えたかわかりませんが、各所で見えた

            のではないかと思います。
光明寺の展望台や建長寺から北鎌倉へ出る「鎌倉アルプス」を抜け

            る天園ハイキングコースからもよく見える
そうです。

             私は、あまり歩けないので、稲村が崎海浜公園から描くことにしました。
弁天島から稲村ケ崎

            に到着したのが午後10時で、海浜公園には駐車場がないことが分かり、近くのコンビニを
回り

            ましたが、コンビニの駐車場に泊めてくれるとこがなく、やや藤沢寄りの夜間5百円の駐車場で

            寝ました。 
翌朝5時に起きて、稲村ケ崎駐車場に5時半に着き、6時から12時まで描いて帰路

            に着きました。
私が訪ねた2024年3月21日も快晴で、美しい富士山と江の島を描きました。

             私が描いている途中で、海外の観光客が数人近づいてきて、「こういう絵が好きなんだが、いくら

            で売って
くれるか」と尋ねられ、丁重にお断りをしました。

             その美しさに感嘆して一句浮かびました。

                  「青い空、山、海や純白の富士」





鎌倉市 稲村ガ崎海浜公園

              
「朝の富士は白い頭の春の雲       山頭火」

俳句の解説:   昭和11年4月4日の作で、春は富士山頂に雪が残り白く美しい、そこに春の長閑な雲がかかって

      いる。 正にゆったりとのんびりした光景が目に浮かびます。見事であると、感激しています。

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青い空、山、海や純白の富士




俊愚
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