自作
旅の思い出 : 山頭火が訪ねた4月4日はよく晴れたようで、春は富士山頂は雪が残り白く美しい、そこに春の
のどかな雲がかかっている。
当日は、鎌倉同人の「鳴雨」君と「蜻郎」君と三人連れで散歩、光明寺大聖閣、鶴岡八幡宮、
建長寺、円覚寺、長谷の大仏等々、どこで富士山が見えたかわかりませんが、各所で見えた
のではないかと思います。
る天園ハイキングコースからもよく見えるそうです。
私は、あまり歩けないので、稲村が崎海浜公園から描くことにしました。
に到着したのが午後10時で、海浜公園には駐車場がないことが分かり、近くのコンビニを
ましたが、コンビニの駐車場に泊めてくれるとこがなく、やや藤沢寄りの夜間5百円の駐車場で
寝ました。 翌朝5時に起きて、稲村ケ崎駐車場に5時半に着き、6時から12時まで描いて帰路
に着きました。
私が描いている途中で、海外の観光客が数人近づいてきて、「こういう絵が好きなんだが、いくら
で売ってくれるか」と尋ねられ、丁重にお断りをしました。
その美しさに感嘆して一句浮かびました。
「青い空、山、海や純白の富士」
「朝の富士は白い頭の春の雲 山頭火」
俳句の解説: 昭和11年4月4日の作で、春は富士山頂に雪が残り白く美しい、そこに春の長閑な雲がかかって
いる。 正にゆったりとのんびりした光景が目に浮かびます。見事であると、感激しています。