☆
( アデイユ,アデイユ!... ヴェル ヴー,オ メ ベル イマージュ,)
(メ ブラ トンドウ テウジュール ランサスィヤブル ポール!)
(ヴェネ,エファルシェ,エリサン ヴォ プリュマージュ,)
(ヴワリエ アヴァンテュルー ク タロヌ ラ モル!)
(アテヴー, アテヴー!... ラ ニュイ プレス!... タンタル)
(ヴァ ペリール! エ ラ ジュワ エフェメール デ スイユー!)
(ユンヌ ローズ ナゲール オ テネーブル ファタル,)
(ユンヌ トウト デルニエール ローズ オクスイダンタル)
(パリ アフルーズマン スュル ル スワール スパスイユー...)
( ジュ ヌ ヴォワ プリュ フレミール オ マ デュ ベルヴェデール)
(イーヴル ドウ ブリーズ アン スイルフ オ クルール ドウ ドウラポ)
(エ ス グラン ポール ネ プリュ カン ヌワール デバルカデール)
(クリュ デュ ヴァン グラセ ク サン ヴニール マ ポ!)
( フェルメヴー! フェルメヴー! フネートル オフェンセ!)
(グラン ズュー キ ルデウテ ラ ヴェリタブル ニュイ!)
( エ トワ,ドウ セ ゾテウール ダストル ザンスモンセ,)
(アクセプト,フェコンデ ドウ ミステール エ ダンニュイ,)
(ユンヌ マテルニテ ミュエット ドウ パンセ...)
☆
...この酒を飲み、人間はあくびをして、その小瓶を砕く。
この空虚な驚異に、人間は恨みを抱く;
しかしながら、夕暮れの魅惑はバルコニーの上で漂う
女とふわふわした房のようなものとを混ぜ合わせながら...
☆
しかしながら、俺は精神的な気晴らしを天空に据えて;
俺は未知の大地の水蒸気の影に見つけ出す、
裸を装う花々の女神達を、
半裸体でさ迷う雷雨の魔神を、
そして、薄暗くなっていく夕暮れの気配のある岩場の上で、
こうした神々はひじを突く。天使は泳ぐ。
天使は腰を回すごとに時空を復興させる。
俺はといえば、この世に一人の人間としての影を投じているが、
しかしながら、完全な主権者として自立し、
俺はおのれを鍛え上げる自分を感じ、おのれをさげすむ純粋さを持っている!
海の思い出を未来の真っ只中で生かしながら、
俺の視野の中で自ら選択した全身を水浴させる!
☆
泡立つような巨大で彩られた山稜が
力強く純粋に立ちふさがって、教会の前庭にひだをつけている。
俺の心にまで、その金色の隔たりを埋めるように転がせてくる、
波よ!...恍惚とさせる水平線へ崩れ落ちる太陽よ、
お前は人の見知らぬ線よりも遠くへは行かないであろう
俺が生きている暗闇から神々を分離している線を。
☆
さらば、さらばよ!...君達に向って、おお、わが美しい映像たちよ、
俺の腕は、飽くことのない港をいつも差し伸べているのだ!
来たれ、ものにおびえ、羽毛を逆立てて、
死の後からついて行く冒険の帆船どもよ!
急げ、急ぐのだ!...夜が迫る!...タンタロスは
滅びようとしている!そして天空の束かの間の歓喜よ!
最早、宿命の闇に葬られるバラよ、
最期を迎える西洋のバラが一輪
広々とした夕暮れ時に、恐ろしげに蒼ざめる...
俺はもう、見張りのマストで震えるのを見ることはない
旗に色めく空気の精が、そよ風に酔いしれるのを
そしてその大きな港は、もはや真っ黒な波止場に過ぎず、
わが肌をさらす凍てついた風が吹きすさぶ!
☆
(スュル テ ザルダン ゾテル ソン ルガール ファヴォラブル)
(ブリュル,ラーム ディストレット,アン パセ プレスイユ.)
(イラドル ダン ロール キ ス ラン ダドラブル)
(バテイール デュンヌ ヴァプール アン ターンプル メモラブル,)
(スュスパーンドル オ ソーンブル エテール ソン リスク エ ソン レスイフ,)
(エ ヴォル,イーヴル デ フウ ダン テウリオーンフ パスイフ,)
(スュル ラビーム オ ポン ドール ルジユワーンドル ラ フォルテュンヌ;)
(━ タンデイ コー ボール ルワンタン デュ テアートル パンスイフ,)
(スー ザン マスク レジェ グリス ラ マーンス リュヌ...)
眼に曇りのない純真な天使は、その羞恥心の中で予感する
明らかに崇高な星の誕生を、
その輝きを静めるダイヤモンドの働きを...
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(オー スワール,チュ ヴィヤン ゼパーンドル アン デリス トランキル,)
(オリゾン デ ソメ-ユ,ステュプール デ クール ピユー,)
(ペルスュアズイーヴ アプロシュ,アンスイデイユー レプティル,)
(エ ローズ ク レスピール アン モルテル イムモビル)
(ドン ルーイユ ドーレ サンガージュ オ プロメス デ スイユー!)
☆
(━ オ コンセイユ!... スタスイヨン ソラネル!... バラーンス)
(ダン ドワ ドレ プザン レ モティフ デュ スイラーンス!)
(オ サジェス サンスイブル アントル レ デイュ ザルダン!)
(━ドウ レスパス トロ ボー,プレゼルヴモワ,バリュストル!)
(ラ,マペル ラ メール!... ラ,ス パンス リルリュストル)
(ヴェヌス ヴェルティジヌーズ アヴェック セ ブラ フォンダン!)
☆
(...ス ヴァン ビュ,ロム バイユ,エ ブリズ ル フラコン.)
(オ メルヴエイユ デュ ヴィド イル ガルドウ ユンヌ ランキュヌ;)
(メ ル シャルム デュ スワール フュム スュル ル バルコン)
(ユンヌ コンフュズイヨン ドウ ファム エ ドウ フロコン...)
強烈な怠惰を支える太陽は
じっと見下ろし、凝視する、
見よ!...俺は天空の酒を飲み、そして愛撫するのだ。
極めて気高く神秘的な穀物を
☆
━ おお 分別よ!...荘厳な静寂よ!...天秤よ
沈黙の種々の理由を推し量る金色の指の天秤よ!
おお 燃えるような神々の間にある繊細な叡智よ!
━美しすぎるこの空間から俺を護ってくれ、手摺りよ!
あそこで、海が俺を呼んでいる!...あそこで著名なあいつが身をかがめている
溶ける腕を持ち、目がくらむほどまばゆい金星が!
☆
一里にもなるゆったりした広大な渦が
その蒼白で無気力の重苦しい魅力をまき散らし
青くなる渇望や歓喜が、そこで戯れている、
蒸気を吐ききった黒船を曳きながら...
☆
一日中終わりのない眠りの重たげな船尾飾りよ、
高尚なルビーの奇怪なカーテンよ
暗夜の惑星の不埒な眼差しのために、
時は完了し、欲望は沈黙する、
そして、黄金の口の中で、戦うあくび、
詩人が魔法にかけた言葉が八つ裂きに合う...
時は完了し、欲望は沈黙する。
☆
(モヌーイユ,クワキル サタシュ オ ソール スープル デ ゾーンド,)
(エ ブワーヴ コモン ソーンジュ ア レテルネル ヴェルソー,)
(ガルド ユンヌ シャーンブル フィクス エ カパブル デ モーンド;)
(エ マ キュピディテ デ スュルプリーズ プロフォーンド)
(ヴォワ タ ペーヌ オ トラヴェール デュ トランスパラン ベルソ)
(セット ファム デキュム エ ダルグ エ ドール ク ルル)
(スュル ル サーブル エ ル セル ラ ムール ドウ ラ ウール.)
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(プルタン ジュ プラス オ スイユー レ ゼバ ダン ネスプリ;)
(ジュ ヴォワ ダン ルール ヴァプール デ テール ザンコニュ,)
(デ デエス ドウ フルール ファーンドル デートル デ ニュ,)
(デ ピュイサーンス ドラージュ エレ ア ドウミ ニュ,)
(エ スュル レ ロシュ デール デュ スワール キ サソムブリ,)
(テル ディヴィニテ サクードウ.アナーンジュ ナジュ.)
(イル レストル レスパス ア シャク トウール ドウ ラン.)
(モワ,キ ジュット イシバ ロムブル ダン ペルソナージュ,)
(トウットフワ デリエ ダン ル プラン スヴラン,)
(ジュ ム サン キ ム トラーンプ,エ ピュール キ ム デデニュ!)
(ヴィヴァン ト サン フュテュール ル スヴニール マラン,)
(トウ ル コール ドウ モン シュワ ダン メ ルガール ス ベニュ!)
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( ユンヌ クレート エキュムーズ,エノルム エ コロレ)
(バル,ピュイサマン ピュール,エ プリス ル パルヴィ.)
( ルル ジュスカ モン クール ラ デイスターンス ドレ,)
(ヴァーグ!...クルーラン ソレーユ ゾ ゾリゾン ラヴィ,)
(テュ ニラ パ プリュ ロアン ク ラ リニュ イニョレ)
(キ デイヴィス レ デイュ デ ゾーンブル ウ ジュ ヴィ.)
☆
( ユンヌ ヴォリュット ラーント エ ローング デュンヌ リュー)
(スマン レ シャルム ルール ドウ サ ブラーンシュ トルプール)
(ウ ス ジュー ユンヌ ジョワ,ユンヌ ソワフ デートル ブルー,)
(ティール ル ヌワール ナヴィール エピュイゼ ドウ ヴァプール...)
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( ルール フロントン デュ ソメ-ユ テウジュール イナシュヴェ,)
(リド ビザルマン ダン リュビ ルルヴェ)
(プール ル モーヴェ ルガール デュンヌ ソーンブル プラネット,)
(レ タン ソン アコンプリ,レ デズイール ス ソン テュ,)
(エ ダン ラ ブーシュ ドール,バイユマン コンバテユ,)
(セカルテル レ モ ク シャルメ ル ポエット...)
( レ タン ソン アコンプリ,レ デズイール ス ソン テュ.)
☆
お前の燃えるような祭壇の上で、その好意に満ちた視線が
気もほろろに、貴重な過去を燃やしている。
彼は、ほれぼれさせる黄金の中で熱愛する
記念すべき寺院を霧の中に建立し、
その危険と暗礁を暗い天空に吊り下げ、
そして飛び立つ、受動的に勝利の炎に酔いしれながら、
運命の女神と再会する黄金の橋が架かる深淵の上に;
━その間に、物思いに耽った舞台から遠く離れた岸辺で、
やせた月が、軽やかな仮面の下に滑り込む...
(ポエム アバンドネ...)
捨てられた詩...
☆
けれども、重く雪の積もった黄昏の山々、
満ち満ちた雲と、その雲の豊満な乳房の数々、
オリンポスの山々の荘厳さの全てが後退する、
なぜならば、ここにその徴があり、金色の別れがある、
そして、時空はちっぽけな船を飲み込んでしまった...
閉めろ!閉めろ!侮辱された窓よ!
真実の夜を恐れる偉大なる目よ!
そしてお前は、一面に撒き散らした星の高さから、
神秘と倦怠とによって豊かになって、受け入れよ、
もろもろの思想の無口なる母性を...
☆
( メ プザン エ ネジュー レ モン デュ クレピュスキュル,)
(レ ニュアージュ トロ プラン エ ルール サン コピユー,)
(トウット ラ マジェステ ドウ ロラーンプ ルキュル,)
(カール ヴワスイ ル スイニャル,ヴワスイ ロール デ ザデイユ,)
(エ レスパス ア ユメ ラ バルク ミニュスキュル...)
純粋な場所に留まって、ありとあらゆる観念と戦う
無となった天球の中で、落日の成せる業は
鳥がいなくても、その大きさの全貌を知るのだ。
☆
俺の目は、波のしなやかな運命に注がれる、
そして、夢見るように、永遠のみずがめ座に乾杯する、
世界を取り込み固定する部屋を護るのだ;
そして、深い驚きに満ちた俺の強欲は
透き通った幼年時代を横切って垣間見る
泡と藻と黄金のこの女神が転がすのを
波のうねりのひきうすを、砂と塩の上に転がすのを。