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かつて見た姿のままに、ヴェルダの像が立っている
並木道の外れに、石膏が薄くはがれて、
━あばたになって、木犀の色あせた香りの中で。         

(メーム ジェ ルトルーヴェ ドウブー ラ ヴェレダ)
(ドン ル プラートル セカーイ オ ブー ド ラヴニュ,)
(−グレール,パルミ ロドール ファード デュ レセダ.)
何も変っていない。周りを見れば:地味で小さな東屋
いくつかの籐のイスが並ぶブドウ畑...
噴水は絶え間なく銀色のつぶやきをささやいている
そして、老木の柳は果てしなく嘆き震えている。                  
(レ ローズ コム アヴァン パルピト; コム アヴァン,)
(レ グラン リ オルグイ ス バランス オ ヴァン.)
(シャク アルウット キ ヴァ エ ヴィヤン メ コニュ)
(リヤン ナ ションジェ. ジェ ト ルヴュ: ラーンブル トネル)
(ド ヴィニュ フォル アヴェック レ シェーズ ド ロタン...)
(ル ジェ ドー フェ トジュール ソン ミュルミュール アルジャンタン)
(エ ル ヴユー トランブル サ プラーント サンピテルネル)
2 三年後

朽ちて崩れそうな狭き門を押し開き、
われはその小さな庭を散歩する
朝の日がのどかに照らし
花々はその露の輝きを散りばめる             

(エイン プセ ラ ポルト エトルト キ シャンセル,)
(ジュ ム スュイ プロムネ ダン ル プティ ジャルダン)
(ケクレレ ドスマン ル ソレー デュ マタン)
(ペルトン シャク フルール デュンヌ ユミッド エタンセル)

バラの花たちは以前のようにおののき振るえ:以前のように、
大きなユリの花は、誇らしげに風に揺らめく。
行きかう雲雀は、おのおのわれを知る友となる