━ああ初恋の花よ、何と芳しきかな
魅惑的なつぶやきがさざめき、
いとしき人の唇に漏れる、初めてのイエスの声         

(━ア! レ プルミール フルール,ケル ソン パルフュメ!)
(エ キル ブリュイ アヴェック アン ミュルミュール シャルマン)
(ル プルミール ウ キ ソル ド レーヴル ビヤンネメ!)
ただ二人、夢を見ながら歩み行く
彼女と私は、風に髪と思いをなびかせて
ふと私のほうへ向きを変え、彼女の瞳が燃え上がる:
「あなたの最高の幸せの日はいつかしら?」と、黄金息づく声がした。            

その優しく鳴り響く声、涼しげな天使の鈴の音
慎み深き微笑をもって彼女に答え、
うやうやしくも、その白き御手に口付けぬ・      

(サ ヴ ドス エ ソノール,オ フレ ターンブル アンジェリック.)
(アン スリール ディスクレ リュイ ドナ ラ レプリック,)
(エ ジュ ベセ サ マン ブロンシュ,デヴォトマン.)
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(ヌーゼティオン スール ラ スール エ マルシン ザン レヴァン,)
(エル エ ム,レ シュヴー エ ラ パンセ オ ヴァン)
(スダン,トルナン ヴェル ム ソン ルガール エムーヴァン)
(”ケル フュ トン プリュ ボー ジュール?” フィ サ ヴ ドール ヴィヴァン,)
1 二度と再び

思い出よ、思い出よ、われに何を望まん?秋よ
つぐみはどんよりした空を、横切るように飛び去って
太陽の、日の光が単調に刺し込む
北風が吹きすさぶ黄金色の森の上を             

(スヴニール,スヴニール,ク ム ヴーテュ?ロトーヌ)
(フェセ ヴォレ ラ グリーヴ ア トラヴェール レーラトーヌ,)
(エ ル ソレー ダルデ アン レイン モノトーヌ)
(スル ル ブ ジョニサン ウ ラ ビーズ デトーヌ.)
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