高千穂峡を見た後、神々とともに国見をするために国見が丘へ登りました。 万葉集の中に、「大和には 群山あれど とりよろう 天の香具山 霞立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は かまめたちたつ うまし国ぞ あきつしま 大和の国は」という 舒明天皇の歌がありますが、正にその情景を目の当たりにした思いでした。 木々は青々として、山々は遠く霞み、広々とした国原が広がっていました。 そこで1句 「あきつしま 群山かすむ 国見かな」