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 知覧から池田湖と開聞岳を見ながら指宿へ回りました。そこで砂風呂に入り一泊しました。

 翌日、早朝霧島をめがけて出発し途中鹿児島湾を眺めていると、遠くに大隅半島がかすん

で見えました。そこで1句



       「船遠く 大隅浮かぶ 春霞」


 遠く船の潮路が段々と薄れていくのを見ていると、春の淡くはかない水泡の

ごとく、人の命のはかなさを感じて、



       「わが命 船引く春の 潮路かな」






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B 指 宿