自作

 旅の思い出 :     2024年3月19日、道の駅伊良湖クリスタルポルトで、朝5時に起床し、6時からスケッチ場所を探索し、

           最終的に日の出の石門
の近くから遠望した伊良湖岬をスケッチすることにしました。

             午後2時半までスケッチした後、潮音寺の杜国の
墓を見学してから、次の目的地である浜名湖の弁天島に

           向いました。

             午後5時に浜名湖近くのアメニティプラザ
に到着し、温水プールと温泉風呂に入りました。

             久しぶりに水泳が出来てリラックスすることが出来ました。

             その後、近くのコンビニで許可をもらい、夕食と
翌日の朝食を買って、一杯飲んで車中泊しました。

              伊良湖崎の海をスケッチしている間中、伊吹山から吹き降ろす激しい風に苦しめられ、鼻水をたらしながら

             必死になって描いている状態で、一句詠んでみました。

              「風は身を切る春の海」







渥美半島 伊良湖崎
俳句の解説 :   昭和14年4月20日の作で、山頭火は、芭蕉の弟子で若くして亡くなった杜国のお墓に参拝してから、

         伊良湖崎の先端に来て、芭蕉の句「鷹一つ見つけてうれしいらご崎」を味わっているときに、海岸の岩場

         に腰かけて強風にあおられて、苦慮したのでしょうか。

          

              
「岩鼻ひとりふきとばされまいぞ       山頭火」

風は身を切る春の海 




俊愚

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