野ざらしスケッチ紀行

 貞享元年(1684年)、芭蕉41歳、旧暦8月中旬(新暦9月下旬)に、深川を出立、箱根〜富士川〜大井川〜小夜の中山〜伊勢〜伊賀〜吉野〜不破の関〜大垣〜桑名〜熱田〜伊賀で越年〜奈良〜京都〜大津〜水口〜名古屋〜甲府を経て江戸へ戻る2200キロの旅、その足跡をたどって描いた「野ざらしスケッチ紀行」を紹介致します。

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元箱根旧街道杉並木
深川富岡八幡宮
富士川
大井川
小夜の中山
7 西行谷
8 伊勢神宮外宮
9 伊勢神宮おはらい町通り
12 西行庵と苔清水
13 後醍醐帝の御廟
14 常磐御前の塚
11 吉野山宿坊「竹林院」
10 伊賀上野芭蕉生家
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深川清澄庭園
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30 熱田神宮別宮
22 大和三山
32 深川芭蕉庵史跡展望庭園
29 熱田神宮25丁橋
31 信州八ヶ岳高原
28 石薬師
27 亀山市安楽川付近
26 唐崎の松
24 伏見桃山城
25 逢坂小関越え
23 東大寺二月堂
21 伊賀上野の俳聖殿
20 熱田宮の渡し
19 熱田神宮の茶店
18 桑名赤須賀漁港
17 桑名の本統寺
16 大垣の木因家跡前
15 不破の関

 千里に旅立て、路粮(みちかて)をつつまず、三更月下(さんこうげっか)無何(むか)に入と云けむ、
むかしの人の杖にすがりて、貞享甲子(じょうきょうきのえね)秋八月、江上の破屋をいづる程、風の
聲そぞろ寒げ也。

 「野ざらしを 心に風の しむ身哉」

 「秋十とせ 却って江戸を 指す故郷」

野ざらし紀行前文
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